低温調理 料理 調理家電

低温調理や冷凍保存に便利!真空パック器(フードシーラー)の種類と選び方

更新日:

低温調理器を買うときっと次に欲しくなるであろうアイテム、『真空パック器(フードシーラー)
食材の保存にも便利なので、先日思い切って購入しました!どれを買うか選ぶにあたっていろいろと調べたので、記録しておきたいと思います。

そもそも低温調理に真空パック器は必要?

私は今回おもに低温調理に使う目的で、真空パック器(フードシーラー)を購入しましたが、そもそも低温調理をするうえで真空パック器は必要か?という疑問もあるかと思います。

結論から言うと、必要ないです!

真空パック器などなくてもジップロックさえあれば、下記のような水圧で空気を抜くことができるので別になくても大丈夫です。

真空パック器なし(水圧)で簡単に空気を抜く方法

  1. まず、食材をジップロックに入れます。
  2. 底の深い容器に水を張ります。水深があるほど水圧がかかって空気を抜きやすいので、出来るだけ底の深く大きな容器を使うと良いです。
  3. 食材を入れたジップロックのチャックを半分開けたままの状態で、水が入らないように注意しながらゆっくり沈めていきます。
  4. ギリギリ水が入らないくらい沈めたら、その状態でチャックを閉じます。これで完成です。
    少し空気は残りますが、低温調理に使う分には問題なく使用できています。

食材をより長く美味しい状態で保存することができる

ではなぜ購入するのかというと、低温調理以外にもうひとつ、真空パック器を買うメリットがあるから。(というか本来はこっちのほうがメインだと思いますが)

それは、食材をより長く美味しい状態で保存することができるという点。
空気を抜いて真空状態でパックすることで、ラップやジップロックなどで保存するよりも、より食材の酸化を防ぐことができます。

真空パック器の相場は幅が広い!

購入するにあたって相場を調べてみると、2千円台の安いものから3万円台までとピンキリのよう。2千円から3万円ってかなりの差がありますよね。

真空パック器には大きく分けて2種類ある

値段によって機能の違いがあるのか気になったので調べたところ、真空パック器には『家庭用』と『ノズル吸引式』の2種類がありました。

家庭用の特徴(メリット・デメリット)

・価格が安い(メリット)
家庭用の真空パック器の価格は、平均5千円くらいと比較的安価に購入できます。ちなみに一番安い2千円台のものはこちらに属します。

・簡単な構造なので使い方&メンテナンスが簡単(メリット)
使い方は、食材を専用の袋に入れて真空パック器に挟み、スイッチを押すだけ。
あとは自動で空気を抜いて、熱で袋を圧着してくれます。(機種によっては空気を抜く動作、シールする動作を手動で別々に行うことができるものがあります。)
掃除も汚れたときに拭けば良いくらいで、特別なメンテナンスや清掃は必要ありません。

・エンボス加工された専用の袋が必要(デメリット)
家庭用フードシーラーは、凹凸のない普通の袋では空気を吸引することができないため、基本的には使用できません。
エンボス加工(袋の片面に凸凹加工を施したもの)された専用の袋が必要です。
※普通の袋でも、裏技的な使い方としてひと手間を加えれば使用できなくはないですが。

・基本的に汁物は真空パックできない(デメリット)
汁物(スープやタレなど)はパック不可です。
食材に少し水分があるくらいであれば家庭用でも大丈夫ですが、完全な汁物を真空パックするには、後述する『ノズル吸引式』である必要があります。

ノズル吸引式の特徴

・価格が高い(メリット)
ノズル吸引式の真空パック器の価格は、だいたい2万円前後と、家庭用に比べて高価です。

・専用の袋がなくても真空パックできる(メリット)
ノズル吸引式のフードシーラーの場合、専用の袋がなくても大丈夫。
凹凸のない袋でも真空にできます。
ナイロンポリ袋を使うのが一般的なようです。-40℃~100℃まで耐えられるので、冷凍保存はもちろん、低温調理やボイルもOKとかなり便利。
しかも経済的。家庭用フードシーラーの専用袋はだいたい1枚20~30円前後ですが、ナイロンポリ袋は1枚10円程度と安い!
最初の初期費用は高いですが、ランニングコストはこちらのほうが安いようです。

・スープやシチューなどの水物もOK!(メリット)
家庭用では水物はNGですが、ノズル吸引式の場合、機材本体に水が入らないように途中で液体を分離する仕組みがあるため、水物の真空パックも可能です。
これはどうしても家庭用では対応できないので、ノズル吸引式を使うには一番のメリットになるかと思います。

・使用後の清掃が必要(デメリット)
反対にデメリットもあります。液体を分離するということは、逆に言うと直接食品が機材に触れるということ。
食品が直接触れない家庭用と違って、ノズル吸引式の場合は使用後に必ず清掃する必要があります。

以上を踏まえて、どれを選べば良いのか?

汁物を真空パックする予定がなければ、家庭用で問題ないかと思います。
専用の袋はナイロンポリ袋に比べて高いとはいえ、1枚20~30円程度。あまり頻繁に使うのではなければ、個人的には許容範囲内かなと思います。

汁物を真空パックしたい、または頻繁に使用するのでランニングコストを抑えたいということであれば、ノズル吸引式を選ぶのが良いかと思います。
ただし使用後には清掃しなければいけないという手間はかかります。

実際に私が購入した真空パック器

私の場合はとりあえず真空パック器を試してみたかったのと、水物は特にパックできなくても良いのでそんなに高すぎないものが良い、という理由からAmazonにて『Crenova v61plus』を購入しました。後日レビューをしたいと思います。

真空保存するときの注意点

最後に書いておかねばと思ったのが、真空パックした食材を保存する際の注意点
真空パックをすると酸素がないので、菌が増殖せず安全なように感じますが、ボツリヌス菌などの嫌気性菌にとっては増殖の好条件になります。

しかもこのボツリヌス菌は熱に強い芽胞(生存に適さない環境で菌が休眠状態になると菌体内に作る、硬い殻の構造物)を持つので、100℃で数分加熱しただけでは死滅しないという厄介な特徴もあります。

真空パックしたことで油断しそうですが、食中毒を防ぐために真空パックした食材は必ず常温ではなく、3℃未満で冷蔵又はマイナス18℃以下で冷凍するようにしましょう。

【外部リンク 】 真空パック等の密封食品の保存に注意しましょう! | 石狩振興局保健環境部千歳地域保健室

さいごに

いざ真空パック器を購入しようとすると、色々ありすぎて迷いますよね。
今から購入を考える方にとってこの記事が少しでも参考になれば幸いです。

-低温調理, 料理, 調理家電
-, , , , , , ,

Copyright© やおよろずに綴るブログ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.