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イカ沖漬けのタレ『笑油だれ』の美味しさを目指して!タレレシピと作り方

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先日の夜焚きイカ釣りでイカが釣れたので、イカが釣れたら作りたい料理ナンバーワン(当社比)のイカの沖漬けを作りました。
せっかくなら数種類あったほうが良いということで、今回は市販と手作りの3種類のタレを用意して比較してみました!

沖漬けのタレその1【笑油だれ】

まず1つめは、釣具のポイントがプロデュースした沖漬けのタレ『笑油だれ』。

こちらは去年使ってみましたが、こってりした味付けで非常に美味しかったので今回も使うことに。
味の特徴はというと、わりと甘みが強めの甘辛い味付けで、ごはんに乗せてイカ丼にすると絶品でした!非常に美味しかったのでリピートです。



沖漬けのタレその2【自家製タレ 基本バージョン】

イカ沖漬けのタレのレシピはどうしようかな?とネットで調べたところ、酒、みりん、醤油を1:1:1で作るという方が多かったので、ひとまずこのレシピを試してみることに。
愛用しているダイソーで買ったタッパーの容量が3.9Lなので、イカが何杯か入ることも考慮して、タレは出来上がり1.2Lを目安に作ります。

材料 (出来上がりが約1.2L)
酒…400ml
みりん…400ml
醤油…400ml

レシピと作り方

①鍋にみりん400mlと酒400mlを入れて、強火にかけます。沸騰して3分ほど加熱してアルコールを飛ばします。
アルコールを飛ばさないと非常にエグみがある味になるので、この工程がけっこう重要です。

沸騰してから表面に火をつけるとより効率的にアルコールを飛ばせるのですが、これだけの量だとけっこうガチで火柱が上がるのでやらなくても大丈夫です。
(試しに沸騰してから1分後くらいに火をつけたら、予想以上に火柱があがってビビりました。。苦笑)

②アルコールが飛んだら、醤油400mlを加えて火を止めます。

③粗熱をとってタッパーなどの容器に移して、冷蔵庫で冷やします。これで完成!

沖漬けのタレその3【自家製タレ オリジナルこってりバージョン】

基本のレシピだと味が薄いという意見もあったので、さらにアレンジしたレシピを考案してみることに。
『笑油たれ』のような甘辛いこってりした味付けが好きなので、できるだけ近づけるように考えてみました。

『笑油たれ』には少しにんにくっぽい香りがあったので、にんにくを加えることに。
さらに単純に酒、みりん、醤油だけではない旨味の存在を感じたので、『昆布茶』を加えます。

作り方とレシピ

材料 (出来上がりが約1.2L)
酒…400ml
みりん…400ml
醤油…400ml
砂糖…大さじ2
昆布茶…小さじ2
にんにく…2かけ

作り方

工程①〜②は基本バージョンと同じです。

③砂糖大さじ2、昆布茶小さじ2を加えます。

④香りが出やすいように、にんにく2かけを半分に切ります。

⑤粗熱がとれたらタッパーなどの容器に移し、にんにくを加えて冷蔵庫で冷やして完成!

釣れた後の処理

幸いにも予定通りイカが釣れたので、船上で沖漬けのタレに漬けてきました!

一杯ずつ取り出してキッチンペーパーで水気をとります。

肝(ワタ)以外の、胃袋や墨袋などの内蔵を取り除きます。
写真の右側にある銀色の部分が墨袋です。墨袋を破れないように取り除き、さらに肝(ワタ)より上(写真だと左側)の部分をカットします。

肝(ワタ)だけが残った状態になります。

今回はイカの姿を残したかったので、クチバシと目はそのままにしましたが、取り除いたほうが食べやすいので良いかと思います。

一杯ずつラップで包みます。

ジップロックに入れて、アニサキス対策として24時間以上、冷凍庫で凍らせます。
そのまま食べても良いのですが、凍らせたほうがより安心して食べられてグッド。
ちなみに家庭用の冷凍庫ってそんなに温度低かったっけ?と思ったのですが、調べてみると家庭用冷凍庫の温度は-18℃以下になるよう定められているようなので大丈夫みたいです。

事業者の皆さまへ
◆ 新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除いてください。
◆ 魚の内臓を生で提供しないでください。
◆ 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください。
◆ 冷凍してください。 (-20℃で24時間以上冷凍)
◆ 加熱してください。(70℃以上、または60℃なら1分)

※ 一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。

厚生労働省:『アニサキスによる食中毒を予防しましょう』より引用

実際に食べてみた!自家製タレの味はいかに?

冷凍庫から取り出して解凍し、目とクチバシを取り除き、切り分けて完成!
待ちに待った実食です!どれから食べようか迷うなあ。

写真の一番上が『笑油たれ』右下が『自家製タレ 基本バージョン』左下が『自家製タレ オリジナルこってりバージョン』です。

まずは【笑油だれ】の沖漬けを実食

まずは『笑油たれ』の沖漬けから実食!
思ってたより色が薄いのですが、これはどうやらイカに対してタレの量が少なかったからっぽい。
やはりタレはケチるとだめなようです。ぐぬぬ…次の教訓として覚えておこう…!

以前に笑油たれの沖漬けを食べたときの記憶だと、もっとこってりとした味わいのはずですが、やっぱりちょっと薄い。。まあこれはこれで美味しいですが。
せっかくあの美味しい沖漬けが食べられると思ったのですが無念…!

美味しさが伝わらなくて悔しいので、かわりに過去に作ったときの沖漬けの写真を載せておきます。

値段は高いですが、タレを作る時間がないときや、手堅く美味しい沖漬けを食べたいときにおすすめです。
特に『笑油たれ』はご飯と一緒に丼にするのが非常におすすめですよ!

次に【自家製タレ 基本バージョン】を実食!

次は基本の自家製タレで漬けたもの。タレの量も充分だったようで、見た目はしっかり色が付いていて良い感じです。

味はというと、見た目よりも意外と薄いかも…?
そのまま食べるには良いですが、丼ものにしようと思うと味が薄すぎるような。
これはこれで普通に美味しいですが、良くも悪くもプレーンな味。ここから好みに合わせてアレンジを加えると良いのかもしれませんね。

最後に【自家製 こってりオリジナルバージョン】を実食!

最後に、基本タレのレシピをベースに、『笑油たれ』の味をイメージして作った、こってりバージョンを実食。
醤油の量は基本と同じですが、色合いは一番濃いです。

味は見た目通り一番パンチが聞いてる!にんにくの味がしっかり効いてめちゃ旨い!
やっぱりにんにくは重要だったようです。味の輪郭がハッキリしていて、これなら丼ものにしても充分戦えそうです。
砂糖を加えているので、基本タレよりも甘め。記憶の中の『笑油たれ』に一番近いです!(当社比)

手作りのタレはやっぱり安い!そして楽しい!

今回の材料費は、酒や醤油、みりんなどすべて合わせて1,000円程度。
2種類作って市販のタレ1本分なので、約半分の値段で作れるということに。やっぱり安い!

そしてやはり手作りはレシピを考える楽しさがあって良いですね。
沖漬けのタレはまだまだ奥が深い!さらに美味しいタレ作りを目指したいと思います。

さいごに

今回、かねてからの念願だった沖漬けの食べ比べをすることができて満足です!
これからイカ釣りに行く方、沖漬けのタレに悩んでいる方の参考になれば幸いです!

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